チラシ制作を外注しようとすると、最初にぶつかるのが「見積りの基準が分からない」「相場が妥当か判断できない」という悩みです。
この記事は、初めてチラシを依頼する店舗・中小企業の担当者や、過去に発注して失敗した経験がある方に向けて、見積りの内訳、金額が上下する要因、依頼前に準備すべき情報、依頼先の比較方法までを分かりやすく整理します。
デザイン費・印刷費・加工費・配送費を同条件で比較し、費用対効果の高い発注ができる状態を目指します。

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|---|---|
| 住所 | 〒989-3212宮城県仙台市青葉区芋沢字赤坂32-62 |
| 電話 | 0223-95-4996 |
チラシ制作の見積り基準とは?相場と金額が決まる関係を全体像で理解
チラシ制作の見積りは、大きく「デザイン(企画含む)」「印刷」「加工」「配送」「校正」「データ作成・入稿対応」に分かれます。
相場は“チラシ1枚”というより、どこまでを誰が担当するかで決まります。
たとえば原稿(文章・写真・地図・QR)を支給できるか、修正回数が多いか、印刷が小ロットか大量か、PP加工などのオプションがあるかで金額は大きく変動します。
まずは見積書の項目を分解し、何にいくら払っているのかを把握することが、適正価格の判断とコスト削減の近道です。
「チラシ・フライヤー・DM」の種類と用途で価格が変わる理由
同じ紙の広告でも、チラシ・フライヤー・DMは用途と配布方法が異なり、必要な仕様が変わるため価格も変わります。
新聞折込やポスティング用のチラシはA4片面が定番で、コスト重視になりやすい一方、店頭配布のフライヤーは手に取った瞬間の印象が重要で、写真品質や紙質にこだわるケースが増えます。
DMは宛名印字・封入・郵送手配など工程が増え、印刷以外の費用が乗りやすいのが特徴です。
「何を、誰に、どう届けるか」を決めると、必要なサイズ・紙・加工・納品形態が定まり、見積りのブレが減ります。
見積りで見るべき内訳:デザイン/印刷/加工/配送/校正/データ作成
見積り確認で重要なのは、合計金額よりも内訳の粒度です。
デザイン費に「企画・構成」「ラフ案」「素材購入」「地図作成」「コピー作成」が含まれるかで、同じ“デザイン一式”でも差が出ます。
印刷費はサイズ・部数・用紙・カラー・両面で決まり、加工費はPPや折りなどの有無で増減します。
配送費は分納や時間指定で上がり、校正は回数や色校正の有無で変わります。
データ作成は入稿データが整っていない場合に発生しやすい項目です。
- デザイン:構成、ラフ、素材作成、画像補正、地図、コピー
- 印刷:サイズ、部数、用紙、カラー、両面、印刷方式
- 加工:PP、折り、ミシン、角丸、穴あけ
- 配送:納品先数、分納、時間指定、梱包形態
- 校正:回数、色校正、責了までの対応範囲
- データ作成:PDF化、アウトライン、トンボ、塗り足し調整
安い見積りに潜む注意点:品質・期間・取り扱い範囲の違い
安い見積りが必ずしも悪いわけではありませんが、条件が省略されている可能性があります。
典型例は「修正は1回まで」「画像補正なし」「地図は支給」「入稿データ不備は別料金」「印刷は最安用紙固定」など、作業範囲が限定されているケースです。
また、納期が短いほど特急料金が発生する一方、安さを優先して納期が長く設定されていることもあります。
品質面では、紙の厚みや色の再現性、断裁精度、梱包の丁寧さが差になりやすいです。
「何が含まれていて、何が含まれていないか」を質問し、同条件で比較することが重要です。
まずは目的整理:ターゲットとマーケティング設計がデザイン費用を左右する
チラシのデザイン費は、見た目の装飾だけでなく「誰に何を伝え、どう行動してもらうか」を設計する工数で変わります。
ターゲットが明確で、訴求軸(価格、品質、地域性、限定性など)が整理されている案件は、構成が早く固まり修正も減るため、結果的に費用が抑えやすいです。
逆に「とりあえず作りたい」「内容がまだ決まっていない」状態だと、ヒアリング・提案・作り直しが増え、見積りが上がりやすくなります。
依頼前に目的と優先順位を言語化するだけで、見積りの精度と成果の両方が改善します。
獲得したい成果(集客・認知度・クリック・販促)別の企画ポイント
チラシは目的によって“正解の構成”が変わります。
集客目的なら来店動機(限定特典、期限、地図、駐車場情報)を強くし、認知目的ならブランド要素(強み、実績、写真の統一感)を優先します。
Web誘導(クリック相当)を狙うならQRの位置・読み取りやすさ・遷移先の内容が重要で、販促なら商品点数の見せ方や価格表現のルールが成果を左右します。
目的が混在すると情報量が増え、デザインが散らかりやすく修正も増えます。
「今回は何を最優先するか」を決めることが、費用と効果の両面で効きます。
- 集客:期限、特典、地図、予約導線、営業時間を最優先
- 認知:強み、実績、写真品質、ロゴ、トーン統一を重視
- Web誘導:QRの配置、URL表記、LP内容、計測(UTM等)を設計
- 販促:商品点数、価格の見せ方、比較、在庫・条件の注記を整理
コピーと文章の準備:メインメッセージと住所・連絡先の入力チェック
見積りが膨らむ原因の一つが、原稿の未確定です。
キャッチコピーや説明文が固まっていないと、レイアウトが決まらず修正が連鎖します。
特に住所・電話番号・営業時間・定休日・URL・SNSアカウント・地図の表記は、誤りがあると刷り直しリスクが高く、校正工程が増えます。
依頼前に「掲載する文章の最終版」を用意し、数字や固有名詞は社内でダブルチェックしておくと、校正回数が減り費用も抑えられます。
コピー作成まで依頼する場合は、ヒアリングや競合調査の工数が入るため、見積りに反映される点も理解しておきましょう。
トレンドを踏まえたレイアウト設計:顧客に刺さる見せ方と効果
近年のチラシは「情報を詰め込む」より「読みやすく、迷わず行動できる」設計が成果につながりやすい傾向です。
余白を取り、見出し階層を明確にし、写真は少数精鋭で大きく使うと、視線誘導が安定します。
また、スマホでQRを読み取る前提なら、QR周辺に“何が得られるか”を短く添えるだけで反応が変わります。
こうした設計はデザイナーの提案力が出る領域で、単なる作業としてのデザインより費用が上がることがあります。
ただし、反応率が上がれば配布コストを回収しやすくなるため、目的に応じて投資判断するのが現実的です。
デザイン費の見積り基準:プロのデザイナー/業者に依頼する場合の価格相場
デザイン費の相場は、テンプレ編集レベルから、企画・コピー・撮影ディレクションまで含むフル設計まで幅があります。
一般的に、片面A4のシンプルなデザインは低め、両面・情報量多め・図表や地図作成ありは高めになりやすいです。
また、修正回数の上限、ラフ案の数、素材(写真・イラスト)の用意方法で見積りが変わります。
見積りを取る際は「デザイン費一式」という表記だけで判断せず、成果物(納品データ形式)と作業範囲(どこまでやってくれるか)をセットで確認しましょう。
作成方法で変わる単価:テンプレート活用 vs オリジナルデザイン
テンプレート活用は、既存レイアウトに文章と写真を当てはめるため工数が少なく、短納期・低価格になりやすいのがメリットです。
一方で、競合と似た印象になりやすく、情報設計の自由度も限られます。
オリジナルデザインは、ターゲットや導線に合わせて構成から作るため費用は上がりやすいですが、訴求の強弱やブランドらしさを作り込みやすく、反応率改善につながることがあります。
「初回はテンプレで検証し、反応が良い型をオリジナルで磨く」など段階的に投資する方法も有効です。
| 作成方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| テンプレート活用 | 短納期、低予算、情報が少ない告知 | 差別化しにくい、構成の最適化に限界 |
| オリジナルデザイン | 新規集客、競合が多い、ブランド重視 | ヒアリング・修正が増えると費用増 |
修正回数・校正・ラフ提案の有無で費用が増減するポイント
デザイン費の増減で最も影響が大きいのが修正回数です。
初稿後の修正が「文言差し替え程度」なら軽微ですが、構成変更や写真差し替えが続くと、レイアウト調整が発生し工数が跳ねます。
また、ラフ案を複数出す場合は、その分の設計時間が見積りに乗ります。
校正も同様で、誤字脱字チェックだけなのか、色味確認(簡易校正・本機校正)まで行うのかで費用と期間が変わります。
見積り段階で「修正は何回まで無料か」「追加修正の単価」「責了の定義」を確認しておくと、後から揉めにくくなります。
セット料金の見方:チラシ+パンフレット/冊子/ポスター/パネル等の展開
チラシを起点に、ポスターや店頭POP、パンフレット、SNS画像へ展開する場合、セット料金が提示されることがあります。
このとき重要なのは「流用できる要素」と「作り直しが必要な要素」を分けて考えることです。
同じビジュアルを使ってサイズだけ変えるならコストは抑えられますが、媒体ごとに情報量や視認距離が違うため、単純なリサイズでは効果が落ちることもあります。
セット見積りでは、各媒体の目的(店頭で目立たせる、詳細を読ませる等)に合わせて、どこまで最適化するかを確認しましょう。
「一式で安い」より、成果物の範囲が明確な提案が安心です。
自分でチラシ作成は可能?無料アプリ・ソフト・オンラインのメリットと限界
チラシは無料アプリやオンラインツールでも作成可能で、予算が限られる場合や、まずはテスト配布したい場合に有効です。
テンプレートが豊富で、文字と写真を差し替えるだけで形になるため、スピード重視の案件に向きます。
ただし、印刷用データの作法(CMYK、塗り足し、解像度、フォント)を理解していないと、色味のズレや画像の粗さ、断裁で文字が切れるなどのトラブルが起きやすい点が限界です。
「自作でどこまでやり、どこから外注するか」を決めると、コストと品質のバランスが取りやすくなります。
無料で作る手段:チラシ制作アプリ/テンプレート/登録~注文までの流れ
無料で作る代表的な手段は、オンラインデザインツールのテンプレート活用です。
多くのサービスは、テンプレ選択→テキスト編集→画像差し替え→PDF書き出し→印刷注文までを一気通貫で行えます。
初めてでも形にしやすい反面、テンプレのままだと情報の優先順位が曖昧になりがちなので、見出し・価格・期限・連絡先など“必須情報の強弱”は必ず調整しましょう。
また、印刷会社のテンプレを使う場合は、その会社の入稿仕様に合っていることが多く、トラブルが減るメリットがあります。
- テンプレを選び、目的に合う構成か確認する
- 写真は高解像度を用意し、トリミングで主役を明確にする
- 必須情報(期限・価格条件・連絡先)を目立つ位置に置く
- PDFで書き出し、入稿チェック(塗り足し等)を通す
- 部数・用紙・納期を選び、印刷注文する
RGB→印刷用CMYKの注意:画像・カラー再現とホワイト表現の落とし穴
画面で見える色(RGB)と印刷の色(CMYK)は仕組みが違うため、同じデータでも印刷すると色が沈んだり、鮮やかさが落ちたりします。
特に蛍光っぽい青や緑、ビビッドな赤は差が出やすいです。
また「白」はインクを載せないことで表現されるため、白文字を細く置くと紙色や周囲の色の影響で読みにくくなることがあります。
背景が濃いベタの場合は、印刷ムラやかすれも起きやすいので注意が必要です。
自作の場合は、印刷会社の推奨設定(CMYK、解像度、リッチブラックの扱い)を確認し、可能なら簡易校正で色味をチェックすると安心です。
自分で作成して外注するハイブリッド:データ入稿で安いを実現する方法
コストを抑えつつ品質も担保したいなら、「デザインは自作、印刷は外注」「構成は自社、仕上げだけデザイナー」などのハイブリッドが有効です。
たとえば、社内で原稿とラフ(配置案)を作り、プロに整えるだけにすると、企画工数が減り見積りが下がりやすくなります。
また、印刷はネット印刷にデータ入稿すれば単価を抑えられます。
ただし、入稿データの不備があると修正費や納期遅延につながるため、トンボ・塗り足し・アウトライン化・画像解像度などのチェックは必須です。
「安い」を実現するには、作業分担と責任範囲を明確にすることが前提になります。
印刷費の見積り基準:サイズ・部数・用紙kg・カラー・両面で価格が決まる
印刷費は、基本的に「サイズ×部数×用紙×色数×片面/両面×印刷方式」で決まります。
同じA4でも、用紙が厚くなるほど高くなり、両面カラーは片面より上がります。
さらに、少部数はオンデマンド印刷が割高になりやすく、大量部数はオフセット印刷で単価が下がる傾向があります。
見積り比較では、用紙名だけでなく“kg(連量)”やコート/マット/上質などの種類まで揃えないと、正確な比較になりません。
まずは用途に合う標準仕様を決め、そこから必要に応じてグレードを上げると判断しやすいです。
標準サイズ(A4/B4最大など)と変型サイズ:用途別の選び方
A4は情報量と配布効率のバランスが良く、折込・ポスティング・店頭設置まで幅広く使える標準サイズです。
B4は目立ちやすく、セールや不動産など情報量が多い業種で使われますが、印刷費・配布費が上がりやすい点に注意が必要です。
一方、A5やA6など小さめは手に取りやすく、イベント告知やクーポンに向きます。
変型サイズは差別化できますが、断裁や加工が増えたり、配布物として扱いにくくなったりすることがあります。
目的が「読ませる」なのか「目立たせる」なのかで、最適サイズは変わります。
部数と単価の関係:小ロットはオンデマンド印刷、大量はオフセットが有利
印刷は部数が増えるほど1枚あたり単価が下がるのが基本です。
小ロット(例:100〜500部程度)は版を作らないオンデマンド印刷が手軽で、短納期にも向きます。
ただし、部数が増えるとオンデマンドは割高になりやすく、一定部数を超えるとオフセット印刷の方が総額が安くなることがあります。
また、色の安定性やベタの美しさはオフセットが有利な場面もあります。
「まず少部数でテスト→反応が良ければ大量印刷」という段階設計にすると、無駄な在庫を抱えにくく、費用対効果を高めやすいです。
用紙の厚み(kg)と品質:コート紙・マット・上質紙の違いと満足度
用紙は“種類”と“厚み(kg)”で印象が大きく変わります。
コート紙は光沢があり写真が映えるため、飲食・美容・商品訴求に向きます。
マットコートは落ち着いた質感で高級感が出やすく、文字も読みやすいのが特徴です。
上質紙はコピー用紙に近い風合いで、筆記性が高く、申込書やアンケート付きのチラシに向きます。
厚みは、薄いとコストは下がりますが安っぽく感じたり、裏写りしやすくなったりします。
用途に対して“必要十分な紙”を選ぶことが、満足度とコストのバランスを取るコツです。
| 用紙 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| コート紙 | 光沢があり写真が鮮やか | 商品訴求、セール、飲食メニュー告知 |
| マットコート紙 | 落ち着いた質感で読みやすい | 美容、クリニック、ブランド訴求 |
| 上質紙 | 筆記性が高く素朴な風合い | 申込書、アンケート、教育・公共系 |
加工・オプション費の見積り基準:PP・フィルム・折り・包装/梱包で差が出る
加工やオプションは、チラシの“見た目”だけでなく“使われ方”に直結します。
たとえば店頭で長期間置くなら、PP加工で汚れや水濡れに強くできます。
折り加工は情報量を増やしつつ持ち運びやすくでき、DMやポスティングで効果的です。
一方で、加工は工程が増えるため納期が延びたり、少部数だと割高になったりします。
見積りでは、加工の種類だけでなく「片面か両面か」「折りの回数」「仕上がりサイズ」「包装単位」まで確認し、必要性の高いものだけを選ぶのがコツです。
PP加工(グロス/マット)やフィルムの効果:耐久性と高級感のメリット
PP加工は表面に薄いフィルムを貼る加工で、耐久性が上がり、指紋や汚れにも強くなります。
グロス(光沢)は写真が鮮やかに見え、セール感や華やかさを出したいときに有効です。
マット(つや消し)は上品で落ち着いた印象になり、文字も読みやすく高級感を演出できます。
ただし、PP加工はコストが上がり、折り加工との相性(割れやすさ)も考慮が必要です。
配布後に“手元に残る”ことを狙うチラシや、店頭掲示・繰り返し使用する用途では投資価値が出やすい加工です。
折り・ミシン・角丸など追加オプション:キャンペーンDMやはがき/ポストカードで活用
折り加工は、A4を三つ折りにして封筒に入れたり、持ち帰りやすくしたりできるため、DMや店頭配布でよく使われます。
ミシン目はクーポン切り取りに便利で、来店時の回収や効果測定にも役立ちます。
角丸は安全性と手触りが良くなり、子ども向けや医療・福祉系の配布物で好相性です。
はがき・ポストカードは郵送や手渡しに強く、情報を絞って訴求する設計が必要になります。
オプションは“目的に直結するか”で選ぶと、無駄なコストを避けられます。
包装・梱包・配送:納期と価格(割引条件含む)を左右するポイント
意外と見落とされがちなのが、包装・梱包・配送の条件です。
納品先が複数(本社+店舗など)だと分納費がかかり、時間指定や階上搬入などで追加料金が発生することもあります。
また、チラシを「100部ずつ帯掛け」「店舗ごとに仕分け」など細かく指定すると、作業費が上がる代わりに現場の手間が減ります。
納期は、印刷工程だけでなく校了(最終OK)までのスケジュールが影響します。
早割やまとめ発送で割引になる場合もあるため、見積り時に割引条件と締切(入稿期限)を確認しておくと調整しやすいです。
見積り前の準備ステップ:印刷用データ・サイズmm・入稿形式でトラブル回避
見積りを正確にし、やり直しコストを防ぐには、入稿条件を先に揃えることが重要です。
サイズはA4などの呼称だけでなく、仕上がりmm、塗り足しmm、折り後のサイズまで明確にします。
データ形式(PDF/ai)やフォントの扱い、画像解像度、カラーモードなど、印刷会社ごとにルールがあるため、発注先の入稿ガイドを早めに確認しましょう。
準備が整っているほど、デザイン・印刷の見積りがブレにくく、納期も読みやすくなります。
「何を渡せば完成するか」を逆算して準備するのが、トラブル回避の基本です。
必要データ一覧:画像解像度、PDF/ai、印字範囲、塗り足し、レイアウト確認
印刷用データで最低限押さえるべきは、解像度・塗り足し・安全域・フォント・カラーモードです。
画像は一般的に原寸で300dpi程度が目安で、低解像度だと印刷で粗く見えます。
塗り足しがないと断裁ズレで白フチが出ることがあり、文字やロゴは仕上がり端から内側に安全域を取る必要があります。
aiデータならアウトライン化、PDFなら推奨プリセットで書き出すなど、入稿仕様に合わせた作成が重要です。
見積り時点で「データチェック込みか」「不備があった場合の対応費」を確認しておくと安心です。
- 画像:原寸300dpi目安、拡大使用は避ける
- データ形式:PDF/ai(印刷会社の指定に合わせる)
- 塗り足し:一般的に上下左右3mm程度(指定確認)
- 安全域:文字・ロゴは端から内側に余裕を取る
- フォント:アウトライン化、または埋め込み設定
- 色:CMYK、特色指定の有無を確認
校正の流れ:誤字・住所・QR/クリック導線・色味チェックで納得の仕上がりへ
校正は「誤りを潰す工程」であり、費用対効果を守る保険です。
まず初稿で、誤字脱字、数字、住所、地図、価格条件、注意書き(税抜/税込、期間、対象外条件)を徹底的に確認します。
次に、QRコードは実際に複数端末で読み取り、遷移先が正しいか、キャンペーン終了後にリンク切れしないかもチェックします。
色味は、画面と印刷で差が出る前提で、重要なブランドカラーや肌色などは簡易校正や本機校正を検討すると安心です。
校正の責任分界(誰が最終確認するか)を決めておくと、ミスの再発を防げます。
納期・期間の詰め方:急ぎ対応の追加料金と、最短で進めるコツ
納期は「デザイン制作期間+校正期間+印刷期間+配送期間」の合計で決まります。
急ぎ対応では、デザインの優先対応費や印刷の特急料金が発生することがあり、見積りが上がる要因になります。
最短で進めるコツは、原稿と素材を最初に揃え、社内の確認者を固定し、修正指示をまとめて出すことです。
また、初稿提出日・校了日・入稿日を逆算してスケジュールを共有すると、待ち時間が減ります。
「いつまでに配布したいか」だけでなく、「いつ校了できるか」を現実的に設定することが、追加費用を避けるポイントです。
依頼先の選び方:印刷会社・デザイン業者・オンライン(ココナラ等)を比較
チラシ制作の依頼先は大きく、印刷会社、デザイン制作会社、フリーランス(オンライン含む)に分かれます。
どこが最適かは、求める成果と社内の体制で変わります。
「原稿も構成も丸投げで提案が欲しい」なら制作会社や提案型の印刷会社が向きます。
「印刷は安く、デザインは必要最低限」ならネット印刷+フリーランスが合うこともあります。
重要なのは、価格だけでなく、修正対応、入稿サポート、品質保証、納期の確実性を含めて比較することです。
業者に依頼するメリット:実績・提案力・品質保証・サンプル対応
制作会社や提案型の印刷会社に依頼する最大のメリットは、成果に向けた設計提案と、品質・進行の安定性です。
業界実績がある会社は、反応が出やすい構成や注意点(法規表記、価格表現、写真の見せ方)を把握しており、手戻りを減らせます。
また、色味や紙の提案、サンプル提示、校正の運用など、印刷物としての品質保証が整っていることが多いです。
一方で、窓口対応や管理工数が含まれるため、単価は上がりやすい傾向があります。
「失敗コストを避けたい」「社内に制作経験が少ない」場合ほど、業者依頼の価値が出ます。
ココナラの活用法:評価・ランキング・ポートフォリオで出品者を見極める
ココナラなどのオンラインサービスは、予算に合わせて依頼先を選びやすく、スピード感のある発注ができるのが魅力です。
ただし、品質や対応範囲は出品者ごとに差が大きいため、見極めが重要になります。
評価点だけでなく、レビュー内容(修正対応、納期、コミュニケーション)を読み、ポートフォリオが自社のテイストや目的に合うか確認しましょう。
また、提示価格に含まれる範囲(修正回数、地図作成、入稿データ作成、印刷手配)が明確かを事前に質問すると、追加費用トラブルを防げます。
「安い人」ではなく「条件が合う人」を選ぶのが成功のコツです。
「安い」だけで選ばない:対応範囲(修正/データ/印刷用)と追加費用の質問集
依頼先選びで失敗しやすいのは、価格だけで決めて、後から追加費用が積み上がるケースです。
特に、修正回数の上限、入稿データの作成範囲、印刷会社とのやり取り代行、素材購入費、著作権の扱いなどは、事前確認が必須です。
また、納品物が「画像(JPEG/PNG)のみ」だと印刷に不向きな場合があり、PDF入稿用データが含まれるかは重要なチェックポイントです。
見積り前に質問をテンプレ化しておくと、比較がしやすくなり、条件の抜け漏れを防げます。
- 修正は何回まで無料で、追加は1回いくらですか
- 納品形式はPDF(印刷用)/ai/画像のどれですか
- 塗り足し・トンボ・アウトライン化は対応範囲ですか
- 地図作成、画像補正、素材購入は料金に含まれますか
- 印刷手配や入稿代行は可能ですか(別料金ですか)
- 納期遅延時の対応、再入稿時の費用はどうなりますか
失敗しない見積りの取り方:同条件比較と質問で費用対効果を最大化
見積りで失敗しないコツは、複数社から取ること以上に「同じ条件で比較できる状態」を作ることです。
サイズ、片面/両面、カラー、用紙、部数、加工、納品先、希望納期、原稿支給の有無を揃えると、価格差の理由が見えます。
さらに、修正回数や校正の範囲、入稿データ作成の有無など“後から増えやすい項目”を質問しておくと、総額のブレを抑えられます。
最終的には、安さではなく「目的達成に必要な品質と対応が含まれているか」で判断するのが、費用対効果を最大化する考え方です。
見積り依頼テンプレ:用途・サイズ・部数・カラー・加工・納品先・希望納期を明確化
見積り依頼は、情報が具体的なほど精度が上がり、追加費用も出にくくなります。
用途(折込、ポスティング、店頭、郵送)を伝えると、紙や加工の提案も受けやすいです。
サイズはA4などに加えて、仕上がりサイズと折りの有無を明記します。
部数、片面/両面、カラー、用紙種類と厚み、PPや折りなどの加工、納品先(1箇所か複数か)、希望納期(配布日ベース)まで書くと、比較可能な見積りが揃います。
原稿・写真・ロゴの支給状況も添えると、デザイン費のブレが減ります。
- 用途:例)ポスティング用、店頭配布用、郵送DM用
- サイズ:例)A4両面、三つ折り仕上がりA5 など
- 部数:例)3,000部
- 色:片面/両面、フルカラー/モノクロ
- 用紙:例)コート90kg(希望がなければ用途を伝えて提案依頼)
- 加工:PP、折り、ミシン、角丸の有無
- 納品:納品先住所、分納の有無、希望梱包単位
- 希望納期:校了予定日と配布希望日
- 支給素材:ロゴ、写真、文章、地図、QRリンク先
見積りの比較表:デザイン/印刷/オプション/配送/校正の金額を横並びチェック
見積り比較は、合計金額だけを見ると判断を誤ります。
デザイン費が安い代わりに修正が有料だったり、印刷費が安い代わりに用紙が薄かったり、配送が別建てだったりするためです。
そこで、項目を横並びにして、条件差を可視化します。
特に「修正回数」「入稿データ作成」「校正の範囲」「加工の仕様」「納品条件」は、後から追加になりやすいので要注意です。
比較表を作ると、価格差の理由を質問しやすくなり、最終的に同条件へ寄せた上で適正な発注先を選べます。
| 項目 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| デザイン費(範囲) | 例)構成+デザイン、修正2回 | 例)デザインのみ、修正1回 | 例)構成提案2案、修正無制限(条件あり) |
| 印刷費(仕様) | 例)A4両面カラー/コート90kg/3,000部 | 同左 | 同左 |
| 加工費 | 例)三つ折り | なし | 例)三つ折り+ミシン |
| 校正 | 例)文字校正のみ | 例)簡易色校正あり | 例)校正2回込み |
| 配送・納品 | 例)1箇所、通常便 | 例)分納2箇所 | 例)時間指定あり |
| 合計 | — | — | — |
発注~納品までの流れ:注文・確定・入稿・出荷・受け取りでの注意点
発注後のトラブルは、工程のどこで誰が何を確定するかが曖昧なときに起きます。
まず注文時に仕様(サイズ、用紙、部数、加工、納期)を確定し、次にデザイン初稿→修正→校了(責了)で内容を確定します。
校了後に入稿し、印刷・加工・検品を経て出荷されます。
注意点は、校了後の修正は原則有料かつ納期に影響すること、配送は天候や繁忙期で遅れる可能性があること、受け取り時に数量・破損・色味を早めに確認することです。
配布日が決まっている場合は、納品を1〜2日早めに設定し、予備日を確保すると安心です。

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